当てる・宝くじ>夢の販売員に向かって頑張れ私

さてさて、自己紹介をしていよいよ仕事本番。

と言っても初日は、先輩がやってることを後ろに
座って見学。

一日の仕事の流れを覚えます。
メモをとりながら自分ではしっかり理解したつもり
で、先輩の作業をみながら作業の説明を聞きます。

「わかった、わかった」なぁんて気になっていると
実際に自分でやってみた時、自分の理解力の低さと
記憶力の悪さをまざまざと思い知らされて、かなり
落ち込みます。

ミスが続いて、先輩販売員さんに「何、聞いてたの！」
「何、見てたの！」と怒られると自分はだめな人間だ
なんても思えてきます。

この歳（当時３６歳）になって、人に怒られるなんて…
なんて思ったものでした。

以前の職場では、新人何人も育てて、部下もいた私が…
なんて、どうでもいいプライドが働いちゃったりもしました。

本当に一度、「やめようかなぁ」なんて本気で考えちゃいました。
でも、せっかく縁あって、しかも奇跡的に採用された職場なんだから。
以前からやってみたかった仕事なんだからと自分を
励まして、なんとか指導終了まで頑張りました。

一通り仕事も覚えて、独り立ちできそうになってくると、
「早く１人で仕事したいなぁ」なんて生意気にも思ってくるもの
です。１人の仕事は煩わしくなくて楽ですもんね。

トラブルが発生したときは、相談する人がいなくて大変ですけども。

１人で自分のペースで仕事ができるのが、宝くじ販売員という仕事の
メリットとも言えるかもしれません。

それが不安な人には無理な仕事ですけどね。